◇ヘナを試す
2006-07-09


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愛・地球博 カタール館でやってもらったヘナタトゥー

2月に20年来の帯広の友人Kが東京に所用で来たので、羽田空港でちょっとだけ会ったときに、彼女が愛用しているというヘナをくれた。
この年齢になると、さすがに白髪も多くなってきて、髪を染める頻度も高くなってくるのだが、ヘナは以前から興味はあったものの、店頭で売っているものは価格に差がありすぎて、どれがいいのかわからず、それまで試したことがなかったのだ。

昨年、愛知万博「愛・地球博」に行ったとき、カタール館でヘナタトゥーをしてもらった。ヘナ自体は染色成分のある植物が原料らしく、中央アジアやインド、モンゴルなどでは髪を染めるほかに手などに模様を書いて、タトゥーのようにして使用するらしい。
カタールでは、ヘナタトゥーは女性がやるものだと説明があったが、タトゥーをしてもらった後に、インド館に行くと、インドでは結婚前夜の女性が行うものだと言っていた。モンゴル館では、男性も女性もやると言っていた。
植物成分だから身体にはやさしいことはもちろんだが、皮膚に浸透することで身体に良いということも、各館の人たちが口をそろえて言っていた。特に、婦人科系に良いらしいようなことも言っていた。
それで、女性だけやるとか、結婚前の花嫁がするというようなことがあるのかもしれないと、その時思った。

カタール館では、生クリームのしぼり袋のようなものにヘナを入れて、手の甲から指にかけて上手に花の模様を描いてくれた。
30分ほどそのままにして、水で洗うと皮膚にヘナが染まっており、10日ほど模様がついていた。

もらったヘナも使い方がいまいちわからずそのままにしていたら、今回の帰省の時にKが試させてくれるというのでお願いした。
粉状のヘナに水を加え、泡だて器で攪拌していくと、つやのあるペースト状になるので、それを普通に家でやる髪染めと同じ要領でシャンプー後の髪にまんべんなくなすりつけていく。
その後髪にラップをして30分〓1時間ほど放置した後、髪を軽くシャンプーして洗い流し、完全に乾くまでドライヤーをして終わりである。
普通の髪染めと違うのは、頭皮についても良いということくらい。頭皮についたものも、有効成分が浸透して身体にいいらしい。

最初は髪が固くなり、ばさばさになったように気がしたが、次の日普通にシャンプーすると、髪につやが増しさらさらになった。それは、日を追うごとに増していき、家にもどってからも数日間は、湿気の中でも髪が落ち着いて爆発するようなこともなく、頭皮の脂っぽさが少なくなった。
湿度が高く、べたべたした汗をかく日々が続く中で、下手をすると頭皮に湿疹ができたりすることが多いが、頭皮の脂っぽさが軽減されるのはうれしい。
抜け毛も少なくなるので、婦人科云々以前に男性にもいいのではないかと思ったりもした。

最初は10日後にもう一度やるといいと言われたが、二週間をすぎたあたりから、急に髪の質が少し元にもどってしまったような気がしたので、明日あたりもらったヘナをデビューさせようと思う。
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