◇東京下町散策 谷中〓根津
2006-08-21


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谷中ぎんざ入口

随分以前から、東京の下町巡りをしたいと思っていたのだが、なかなか行く機会がなかったので、この夏休みに実践することにした。何年か前に、亀戸で餃子を食べてから亀戸線に乗って向島、隅田川沿いを歩いて浅草を巡ったことがあるが、今回は日暮里から谷中〓根津、かっぱ橋〓浅草を歩く事にしてみた。
 当初の予定では、午前中に家を出発するはずだったのだが、朝テレビをつけて見ると東京は大停電で一部電車が止まっているという。うちの沿線も止まっているらしいので、少し様子を見ることにしたのだ。お昼近くになって復旧したとのニュースを確認し、お昼過ぎに家を出ることにした。下町でそばを食べるのを楽しみにしていたのだが、うちの最寄り駅の駅前で、ニューオープンしたスープカレーの店を見つけ、そこで昼食を食べ出発した。新宿から山手線に乗り換えたらポケモン電車で、スタンプラリーをする親子連れがせわしなく電車を降りたり乗ったりしていた。

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質屋おぢさんの看板
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焼肉サラリーマン 路地

この日はお盆の中日であったが、天気も良く絶好の散策日和。JR日暮里駅で電車を降り、谷中ぎんざ方面に向かって歩く。このへんは「谷(中)根(津)千(駄木)」と呼ばれて最近は観光地化しているが、今でも東京下町の雰囲気が残っている。しかし、お盆のため休みで店を閉めているところが多いのが残念だ。
  谷中ぎんざの商店街は、看板を統一して町並みを綺麗に見せているようだが、雑多な商店街の感じがまだまだ色濃く残っている。お店が休みなので、外に飼猫の餌を大量に店の前にだしているところもあったりする。お店の名前も、「焼肉サラリーマン」「質屋おぢさん」「やきとん」とユーモラスなものが多いが、なだらかな下り坂を歩きながらちょっと路地に目を向けると、古い住宅の中にもんじゃ焼きのお店や餃子専門店、竹細工のお店の看板が見えたりする。昔ながらの喫茶店の看板もあったりするが、どこも休みのようだった。
 竹細工のお店で、杉の木のお櫃とうるし塗りのお箸を購入した。藤つるのバッグもとても綺麗で欲しかったが、2万円〓という値段だったので諦める。
 食べ物屋が多い中、「99円でお肌がつるつる 魔法の化粧水」と派手なアナウンスを通りに流しているあやしげな化粧品屋、イラン料理の店などもあったりしてなかなか面白い。お惣菜屋でコロッケ、「ざくろ」というイラン料理店のテイクアウト店でチーズコロッケを購入して、食べながら歩く。チーズコロッケは電子レンジで温めてくれたので、ほくほくしておいしかった。
 途中、招き猫のお店を見つけて、今戸神社風の手作りの白土の招き猫と、おおよそ日本風ではないバタくさい顔の招き猫を購入する。旅の途中ですでに買い物が大量になってしまい少し後悔するが、あちこちで招き猫を購入して集めている私は、思わぬ出会いに荷物の重さも気にならない(というか、途中から旦那が荷物を持ってくれたからなのだが(^^;))。


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