◇ディナゲストの供給についての情報
2011-04-22


3月29日に、子宮内膜症治療薬「ディナゲスト」が、発売元の持田製薬の工場が震災によって壊滅的被害を受け、その影響で供給が危ぶまれているという記事を書いた。

◇治療薬がなくなりそう。 ―
2011年03月29日 04時05分16秒
[URL]

その後、メールをいただいたり、コメントをいただいたりしていたが、多くは私と同じように子宮内膜症の治療を続けていて、薬がなくなることに困惑しているという内容だった。
また、担当医や薬剤師から、薬の供給が困難であることを受けて、検索ワードでここの記事を閲覧される方も多かった。

今回、持田製薬の平成23年4月19日発表のニュースリリースにて、ディナゲストの供給に関して公式に発表されているので、ここにリンクを貼っておくことにした。

持田製薬株式会社
2011年度ニュースリリース一覧
[URL]

平成23年4月19日発表ニュースリリース
「東日本大震災の影響に関するお知らせ(第四報)−子宮内膜症治療剤「ディナゲスト」の供給について−」(PDF)
[URL]


PDFを見られない方のために、概要だけをかいつまむと

今回の震災により持田製薬工場株式会社の本社工場(栃木県大田原市)が被災し、供給ができない状態になっている口径剤及び医薬品に関して、包装工程及び生産工程が徐々に回復してきており、一部は外部委託にて供給ができるような措置をとったとこと。
(持田製薬ニュースリリース「東日本大震災の影響に関するお知らせ(第三報)」平成23年4月18日発表」より)

その中で、ディナゲストについては外部委託の措置をとり、早急に供給できる体制を整えているとのこと。
これについては、上記リンクの第四報に別に詳細を発表している。
以下、ニュースリリースの内容を一部抜粋のうえ引用する。

「ディナゲスト錠1mg」につきましては、緊急措置的対応として在庫仕掛品のバラ包装品での出荷対応をとることとし、「バラ包装(56 錠)」の出荷が4月下旬より開始できる見込みとなりましたのでお知らせいたします。また、十分な供給量を確保すべく、本剤生産の一部を外部委託いたしました。5月下旬より委託製造分が供給に寄与してくる見込みです。なお、従来のPTP 包装品の生産はPTP 包装ラインの復旧を待っての再開となりますが、その時期は6月下旬頃の見込みです。(引用ここまで)

※平成23年4月19日発表ニュースリリース
「東日本大震災の影響に関するお知らせ(第四報)−子宮内膜症治療剤「ディナゲスト」の供給について−」
[URL]
より一部抜粋


やはり、代替薬がまだないということと、女性の精神と生活に直結する症状なので、薬がないということは処方されている人にとっては非常に不安だった。
これで、少しめどが見えてきたことに、ほっとするばかりだ。
[美容・健康]

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