◇孤立する茨城県北部と福島県南部の避難所のニュースを見て
2011-03-20


この記事を書いたときは、福島と茨城の野菜に放射性物質が含まれているということや、首都圏各地の水に放射性物質が検出されたということは、まだ問題になる前だった。
今は、福島・茨城の農産物が、市場から姿を消した状態である。
こういう状況で、福島・茨城の農産物を無理に食べましょうと言っているわけではないことを、ご理解いただきたい。

東海村の事故の時にも、野菜や水に放射性物質の影響は出たが、当時は避難勧告を出された地域も、野菜や水に危険があるとされた地域の範囲もずっと狭かった。
東海村と今回は事故の規模が違い、事故が続いている期間も違うので、今後も水や野菜の被害の地域や状況は、刻々と変化していくものと思う。
特に水の被害は、雨に関係してくるため、その状況の変化はとても早い。

今回政府から発表された勧告や、識者の見識は是非とも注意を払ってほしいと思う。
しばらく続くであろうこの状況の中で、多くの小さな子供が、安全に食糧や水分を摂取できるような配慮を、全ての大人に協力してほしいと願うばかりだ。

小さな子供をかかえた私の友人をはじめ、福島・茨城、そして首都圏に住む全てのお母さんにエールを送ります。


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