2010-01-08
「十勝・帯広の情報サイト 十勝への招待状」
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というブログの中でもホシビル解体の話題が書かれている。
ここでも触れているが、現在のホシビルの持ち主が医療団体なのなら、医療を中心とした商業・経済地域にすることだってできるはずだ。
そういう取り組みは、他の自治体でもよく見かけるし、実際に成功を納める地域もあるようだ。
これは邪推だが、帯広はなんとなく病院だけが元気で、高額な医療機器を導入して医療部分だけが高齢化に向けて、どんどん加速していっているような気がしてならない。
帯広はこれから、どういう都市であることを目指すのか。
建物が老朽化しているのなら、建物の表側だけきれいに取り繕ってきた帯広の建物や思想を、いっそ基礎からきれいにするチャンスでもあるのではないか。
離れて暮らす人間としては、故郷の大きな変化は好まないが、一番困るのは気がついたら故郷が機能しない町になって、死んだも同然になっていることだ。
それでは帰ってきても楽しみはないし、なにより自分の家族がそのような地域にいるのは、あまり安心できる状況ではない。
市としての指針が見えず、商工会や市民のいらだちが募る中で、市は帯広市をどう変えていきたいのだろうか。
すでに帯広市民でなくても、それは気になるところだ。
数年前、久しぶりに二条通りを散策したとき、閑散とする帯広の駅前北側でがんばっていたのは、帯広のもうひとつの顔ともいえる、飲食店街の人たちだった。
マルヒロセンターの改造や屋台街などで、昔の繁栄までいかないまで、もここを盛り上げる守っていくという気合を見て取れた。
商工会や市は、この動きや市民の思いをどうとらえていくのか、今後注目したいと思う。
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