◇あと10日で禁煙丸一年の言い訳
2009-11-21


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禁煙も長く続ければ、こんな臭いが蔓延して、それが自分を燻製している状態であっても平気になれるらしい。

喫煙者には肩身が狭い世の中になるつつある。
禁煙できたからといって、必要以上に喫煙者を責めるつもりはない。
ここまで喫煙者が責められる世の中で、タバコをやめない選択というのもあるだろうから、喫煙をやめた私がわざわざ「あなたもタバコをやめたら?」なんてさらさらいう気もない。
ただ、私のとった選択は禁煙しようということだっただけに過ぎない。

しかし、そういう気持ちと、実際にタバコ自体に直面したときの身体と心の反応は別なのだ。
こればかりは、喫煙者に理解してほしいというのも無理な話だし、禁煙した人にしか解ってもらえないだろう。
たとえ「禁煙に成功したからって」と喫煙者から白い目で見られようとも、身体は正直なのだ。
だから、私が今できることは、「喫煙者のそばにはできるだけ近づかない」ことと、「喫煙者のそばにいてもできるだけ平静を装える状態を作ること」である。

それをすることが、今までタバコを吸ってきた私の贖罪なのだろうと思うことにした。
これまでわたしが喫煙者であったときに接した、禁煙した友人の過剰とも思えた嫌煙の反応を、私自身ふりまくことだけはできるだけ避けたい。
(でも、どうしても我慢できないときは「すみませんが…」と言ってしまうが。)

これも前にも書いたが、禁煙一年目で周囲のタバコの煙の誘惑に負けた友人を知っている。
彼もタバコを憎みながら、どこかで身体がそこに戻りたがっていたのを感じていたと言っていた。そして、彼はその誘惑に負けたのだとも言った。

禁煙1年をあと10日にして、タバコを吸う生活にもどらなくていい意思と身体を、早く手に入れたいと思うばかりである。

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