二風谷アイヌ文化博物館で出会った猫
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禺画像] ソフトクリーム |
2006年6月27日、帯広から日高方面に日帰り旅行に行った。
今回の目的は、平取町二風谷にあるアイヌ民族の博物館に行くことだ。二風谷にはアイヌ文化博物館をはじめ、アイヌ語の第一人者でアイヌ民族で初めて国会議員になった萱野茂さんの資料館、アイヌ民族の文化に深く関わってきた沙流川歴史館、スコットランドの医師で、アイヌの研究に尽力したマンロー博士の記念館などがある。
帯広の実家から国道38号線を抜け、日勝峠を抜ける。天気はあいにくの雨で、底冷えのする小雨が降り続く。峠に近くなると、雨は霧に変わり、数メートル先が見えない。
私の知っている日勝峠は、道が狭く下手をすると崖から落ちそうな道だったが、さすがに20数年前から比べると道はずっとよくなっており、霧でもゆっくり走れば怖いことはない。
日勝峠を抜けるとにわかに晴れてきて、山の緑がまぶしい。途中ドライブインに寄り、ソフトクリームを買うのは旅のお約束。同行した母は夕張メロン味、私はミルク味を食べた。濃厚で大変美味しい。
道に沿って沙流川の清冽な流れがあり、中流のダムまでは高原の景色が美しい。
山を下るにつれまた天気が悪くなってきた。
信号がほとんどなく、途中日高町の商店街に入るまではほとんどノンストップで入ることができる。スピードがだせないだけで、高速道路など無意味だとしみじみ思う。
国道237号線に入り、沙流川に沿って南下していくと、アイヌの工芸品などを販売するお店がちらほら目につくようになる。帯広の自宅から2時間ちょっとで、平取町二風谷に到着した。
駐車場に車を入れると、二風谷工芸センターの前にひとだかりがあり、学生風の人たちが猫をかまっている。どうやらここのマスコットらしい。
工芸センターでは、アイヌ民族の工芸品の体験をすることができる。入口付近では最近製作されたらしいみごとな工芸品が陳列されており、奥の部屋では観光客が木彫りのアイヌ紋様彫りの体験をしていた。
受付の女性に「ムックリを売っているところはどこでしょうか」と尋ねると、「ここいらのムックリはみんな阿寒からきているものなんですよ。二風谷ではムックリ作る人が少なくなっていてねぇ」と話しながら、近辺の民芸品店の説明をしてくれた。
ムックリは我が家に数本あるが、その全ては阿寒のムックリ製作者「鈴木紀美代さん」のものである。今回の旅行で展示のチセ(アイヌの人たちの住宅)の前でムックリでも演奏し気分にひたろうと思っていたのだが、うっかりして口琴を持ってくるのを忘れたのだ。
せっかくの旅の思い出に二風谷産のムックリを購入したかったが、阿寒産しかないと言われちょっと残念に思う。
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