◇計画停電八日目。愚痴ぐらい言わせてほしい。

コメント(全2件)
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! ― 2011-04-04 21:37
都心で計画停電をやらないやらない理由は
いろいろな企業の本店が多いこと
大きい病院があること
送電線の違いなどがあります
きつくいえばこういうコメントは混乱を招くだけです
顔や名前は見えないけど「言葉」は怖いものですよ
上から目線ですいません
makura ― 2011-04-05 01:22
!さん、コメントありがとうございます。

都心で計画停電をやらない理由は、!さんのおっしゃるとおりだと思います。
それを理解しないわけでもありません。
神奈川県内でも、“送電線の違い”や“大きな施設があるから”という理由で、停電除外区域がある地域もあります。
他の停電指定区域でも、様々な理由で停電のない地域が存在するでしょう。
武蔵野市の市議が、停電がなかったことを自分の手柄であるかのビラを配布したとの報道のように、停電区域と停電のない区域の中には、いろいろとあやしい区域も存在するのでしょう。

でも、大きな企業の本社本店や、大きい病院は、何も東京だけに集中しているわけではありません。千葉、神奈川、埼玉などの東京周辺地域に本社本店のある企業はたくさんありますし、かえって東京近郊の地域の方が、工場なども多いために、生産活動に深刻な影響を与えています。
温度管理の必要な納豆やビールの生産が、すでに深刻な影響を受けています。
つくばの国立研究所では、電気がこないために、試験中の検体が使い物にならなくなったものも多くあります。

本社施設など、昔のような大きなコンピュータなどの移動が必要でなければ、ある程度は地方にその一部を移動することもできるはずですし、大きな会社であれば、そのくらいの危機管理があってしかるべきだと思います。
なければ、この機会に東京集中の本社システムを見直すべきでしょう。

停電区域では、大きな国立病院も、いくつも停電の地域に入っています。
命にかかわる施設ですから、自家発電装置も整備されているところも多いですが、それだって恒久的に利用できるわけではありません。
大きな病院は、東京の病院だけ電気がくればいいのでしょうか。

相模線は100%東京電力の電源を利用しているので、計画停電していた期間は電車が止まっていました。
小田急線も、江ノ島線は長後より藤沢よりは、停電の間はストップしてしまいます。
相模線が止まるということは、それしか移動手段のない地域の人にとっては、命綱を断たれたも同然です。バスも停電時間には、信号が止まるので徐行運転になります。
歩いて移動する人も多いようですが、お年寄りなどはそれもできません。
しかも、これを書いた当時は、首都圏にはガソリン供給がまだ危うい状況でした。
車で移動するのにも、限界がある時期でした。
一時的に東京の電車がストップするのはだめで、地域にひとつしかない命綱の電車が止まるのはいいのでしょうか。

混乱を招くというのであれば、計画停電の地域の人たちは、愚痴も言うことができないのでしょうか。
停電地域の人たちは、すでに混乱していました。
混乱を招いているのは、停電の計画性のなさです。
みんなが享受していることには、だまって我慢するだけが美徳ですか?
計画停電自体が、付け焼刃のその場しのぎの対策であることを、外に発信するのはそんなにいけないことでしょうか。
停電しなければいけないのは理解できても、このやり方は理解できません。

「言葉」が怖いことは重々承知です。
今回の地震で、いろいろな書き込みなどを読み、私自身なんでもない言葉がたくさんのとげを持っていることを知りました。
!さんが、私の言葉で傷ついてしまったのであれば、申し訳なく思います。
でも、これがこのときの私の正直な気持ちでした。

ここ一週間ほど、計画停電は実施されていません。
停電がない生活を取り戻して、停電がいかに自分に重くのしかかっていたのかも自覚しました。
そして、次にくる停電の時期がとても怖いです。
いつ「明日停電を実施します」と放送されるのか、「明日」ならまだしも「本日午後から」と言われることを考えると、地震に加えて恐怖を感じます。

「読みたくなければスルーしてほしい」と冒頭で書きましたが、私はこの声を無視してほしくないです。

(省略されました)

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