げきだんしらかば
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◇トルコ旅行記 〓行く前から到着まで〓
2007-06-10
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ホテルのバルコニーから見る夜景。
到着した日の夜はちょうど満月で美しかった。
■行くまで
7年ぶりに一週間ほど平日に休みがとれるチャンスがきて、旦那とどこに行こうかと画策していた。 私たちはリゾートが苦手で、遺跡もあまりハードなのは途中でばててしまい具合が悪くなってしまう。適当に観光地で街が綺麗で食べ物が美味しいところと考えていたところ、NHKの語学講座でトルコ語を放送していたのを見て、「そうだ トルコに行こう」ということになったのだ。
最初は、口琴のある国へとか、せっかくロシア語を習っているのだからロシア圏へとも思ったのだ。
でも、誰も知っている人がいない食べ物の美味しい国に行ってみたいという欲求にかられてしまった。
トルコは結構広い国で、トロイの遺跡やカッパドキアなど見所も多い国だ。全て周ることもできるが、せっかく行くのならひとつの場所でゆっくりとその国にひたりたいと思い、イスタンブールだけの滞在にすることにした。
正直、イスラム圏に行くのは不安もあった。
近くの国では、政情不安定でしょっちゅうテロや内乱も起こっている。事実、私たちがトルコに行く一週間前に、観光客をターゲットとしたテロ事件が首都アンカラで起こったりもしていた。
でも、テロだったらどこの国へ行っても多いか少ないかの違いだけで、事件に巻き込まれるときは運が悪いときでしかないに違いないし、例え日本にいたとしてもそれは同じだ。
それにしても、ネットやガイドブックでトルコのことを書かれているものを見ると、良いことももちろん書かれているが、結構悪いことも書かれている。 観光客(特に日本人)をターゲットにした絨毯屋や旅行エージェントが道でしつこく声をかけてきて、ついていくと高い品物を売りつけたり、空港でホテルの送迎案内人を装って別なホテルに連れていかれるというようなことだ。
日本にいるときには、英語もろくろく話せないくせに外国人と話すことをほとんど苦にしない性格の私だが、身の危険が伴う場合は別である。出かける直前まで不安感はぬぐえなかった。
旅行会社から日程表が届いたとき、希望していたホテルではなかったことや(最初に希望は聞くが、指定はできないと言われてはいたが…)、空港からの送迎つきなのに送迎する人の名前も書かれておらず、案内のパンフレットもほとんど文字だけで写真などがまったくなかったりで非常に不案内だった。不安感は更に高まっていった。
親や友達にトルコの領事館や旅行会社の連絡先を知らせ、何かあったらよろしくと頼んで出かけた。
■成田国際空港からイスタンブール アタチュルク国際空港
事前にガイドブックで調べたところ、日本円をトルコの通貨トルコリラ(YTL)に替えるには、一度ドルかユーロにしなければならないと書いてあった。とりあえず事前にある程度まとまった額をドルに替えて成田に行ったら、成田の両替コーナーで円からYTLに直接替えられるではないか。両替の手数料は結構高額なので、これにはショックを受けてしまった。持っていたドルをYTLにしてもらえるかと聞いたところ、一度円にしてからYTLにしなければならないと言われ、ばかばかしいので円をYTLに替えてもらった。 銀行でドルに替えてもらったときよりもレートも良く、ちょっと損した気分。
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